放射線被曝による甲状腺への影響予防のための

 原子力関連機関で大事故が万一起こると、放射性物質であるヨウ素131が大気中に拡散する危険があります。ヨウ素131は甲状腺に取り込まれ、様々な甲状腺障害(甲状腺機能低下症、甲状腺ガン)を引き起こします。
 静岡には浜岡原子力発電所があります。もし、東海大震災が起きて、放射能漏れが起きれば大変なことになります。それを予防できる薬が「ヨウ素剤」です。正式名称をヨウ化カリウム丸といいます。
 原子力発電所等の事故で、放射性ヨウ素(ヨウ素131)が空気中に放出されると、通常のヨウ素(非放射性ヨウ素)のかわりに、その放射性ヨウ素が体内に取り込まれ、甲状腺(のどの辺り)に蓄積してしまいます。すると、甲状腺から常に放射線がでていることになり、甲状腺ガンなどを引き起こします。放射性ヨウ素が、甲状腺に取り込まれる前にヨウ素剤を飲んでおくと、甲状腺が非放射性ヨウ素でいっぱいになり、放射性ヨウ素が蓄積するのを防ぐことができます。
 浜岡周辺五自治体にしか「ヨウ素剤」の準備はされていません。また事故後一刻も早く服用する必要があります。甲状腺被曝を阻止できる確立は事故後1時間以内服用で85%、3時間後で50%となりますので、家庭に常備しておくのが一番安心です。


申し込み方法
 薬局に直接いらしていただくことが原則ですが、どうしても来ることができない方は以下の要領でお申し込みください。

10錠200円(税込み
電話で申し込む場合(郵送) 受付時間 13:00〜16:00
・薬剤師がお体の様子、お名前とご住所、必要数をうかがいます。
・料金と郵送料を下記振込先に郵便振替で入金していただき、確認後郵送させていただきます。送料10錠80円。
・ご家族分をまとめてお申し込みいただいた場合も、それぞれの方のお名前・ご住所をうかがいますのでご了承ください。

<振込先>
郵便振替 00840-6-35917 口座名義 たまち薬局

(振替手数料は10,000円までは100円です。)


たまち薬局
静岡市葵区田町5丁目21-1
電話 054(251)1678

ひまわり薬局
浜松市中区佐藤1丁目23−3
電話 053(463)4312

みかん薬局
浜松市浜北区高畑15−4
電話 053(584)2230

ことぶき薬局
三島市梅名613−2
電話 055(977)6024


服用量 (1日1回)
ヨウ化カリウム50mgの服用量

新生児

約1/3錠

生後1ヶ月以上3歳未満

約2/3錠

3歳以上13歳未満

1錠

13歳以上40歳未満

2錠

新生児、生後1ヶ月以上3歳未満のお子さんでは、錠剤をつぶして水や牛乳に溶かして飲ませてください。40歳以上の方では、放射性ヨードの被曝による甲状腺がん等の発生確率が増加しないため、ヨウ素剤を服用する必要はありません。


服用方法

被曝が一瞬に生じるとして、100mgのヨウ化カリウムを飲むことで甲状腺被曝を防げる率は事故後1時間以内服用→85%、3時間以内服用→50%
24時間以内なら効果はあります。
服用回数は原則1回とし、連用はできる限りさけてください。

使用上の注意
1.ヨウ素に過敏な方、肺結核の方は服用を避けてください。
2.甲状腺障害、腎障害のある方、カリウムの高い方、血圧の薬や利尿薬、カリウムを高くする薬、抗躁うつ薬を飲んでいる方は、あらかじめ医師にご相談ください。



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